中秋の名月 【2011-9-12】 [雑感]
今年は、12日が中秋の名月だとか。
家路を歩いていると、やけに夜空が明るいのに気付き、見上げると光り輝く見事な満月だった。
食事の後は、いつもより早く風呂に入り、電気は点けずに窓を全開。外ではこおろぎが鳴いている。
お月見しながら、いいお湯に漬かって、「はぁ~^^」
老子の一節に、 「光而不耀」(光ありて而も輝かさず) とあるのをふっと思いだした。
通常は「光(知識)があっても、人目を引くようなことはしない」と訳すが、
「光り輝いても、隅々まであばきださない」とした方がいいのではないか。
太陽は煌々と照らすが、月は満ち欠けて、時に照らし、時に翳り、程良く見守っているように見える。世間の事も、時には目をつぶり、あるときは目を見開いて。
そんな、どうでもいい事を考えながら。 あぁ、しかし綺麗だなぁ。
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