霊気満山 高尾山 【2010-10-11】 [休日]
朝からすっきりとした青空がお目見えした連休最終日は体育の日、新調したトレッキングシューズと帽子を身につけて、妻と娘は山ガールならぬ山子に変身。
おにぎりを持って、ちょっと遅めの8:00に高尾山に向けて出発した。
電車が遅れた事もあり、清滝駅で朝食のおにぎりを頬張ってから登り始めたのが10:30。
今回は琵琶滝コースに挑戦する。
沢沿いを登るこのコースは、水の音を聞きながら、心地良い涼しさの中で山登りが楽しめる。
岩場や木の根が張り巡らされた登山道を登り始めると、体は暑くなるが、肌は冷たい。止まってしまうと、冷えるので、薄手の長そでが必要だ。
ほどなくすると、琵琶滝に到着する。無事下山できるように家族でお参りをして、また登り始める。
前日までの雨で、水が多いらしく、足場はそれほど良くない。人も多いために、なかなか自分のペースでは登れないが、渋滞したときは、森の空気を楽しむことができる。
頂上直前の休憩所で、ベンチに座ってお母さん特製の半熟たまごを食べた。
おいしさからか、山がそうさせるのか、食べながらも笑いが絶えない。さぁもうひと踏ん張りだ。
最後の階段で大汗をかいたが、頂上へ登るとやっぱり達成感があって、山の魅力にわくわくする。
ちょっとフライングでビールを飲んで、少しだけ休憩してから、前回同様の3号路から1号路というルートで下山。
下り始めて間もなくすると、美ヶ原では会えなかったアサギマダラがいた。
もうすこしアップで撮りたかったのだが、飛び立ってしまい、すぐに私の胸元に停まる。しかし、それでは近すぎて写真に撮れない。。。。orz
アサギマダラのゆらゆらと飛ぶ姿が好きだ。「ゆったり」とか「ゆっくり」など、「ゆ」イズムを主張する自分としては、敬意を表して先へ進む。
1号路に鎮座するたこ杉は樹齢450年だそうだ。一夜にして根がたこの足のようにくるくると巻いて、登山道の路を開けてくれたとのこと。
ここは、天狗もいるし、逸話もたくさんある山で、とても古くから人々がかかわっていた事を思わせる。
最後は、娘の希望でロープウェーに乗り、少しだけちょんぼ。というか早くお蕎麦が食べたかった。
国道に近い、「橋詰亭」で味噌田楽ともりそばを食べて家路につく。
今日は、森の気をたくさんいただいて、元気になった。
今度は、人が少ない森を歩こうか。 さぁ、どこへ行こう!?
コメント 0